「先生の仕事って、精神的につらいな…」と感じたことはありませんか?
そんなとき
- 同じ経験をした人はいないか
- みんなは仕事が辛い時期をどうやって乗り越えたのか?
って、気になりますよね。
そこで当ブログでは、「メンタル不調を経験した先生」にインタビューすることにしました。
第1回目は、元小学校教員のもなさんにお話をうかがいます。
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目次
もなさんのプロフィール
もなさんは、元小学校の先生です。
教員として4年間働き、休職を経て、現在は退職しています。
もなさんの教員生活年表
もなさんは、どんな教員生活を過ごしていたのでしょうか?
4年間の教員生活を年表にまとめました。
- 教員1年目1年生の担任先生も子どもも小学校がはじめてという状況で、1年間ずっとバタバタとしていた。 学年の先生の平均年齢が28歳という若さだった。
- 教員2年目2年生の担任超ベテラン2人と初任者と学年を組んだ。持ち上がりということもあり、サポートしてもらいながら学年のとりまとめを頑張った。初任者の相談にも乗りつつ、ベテランを盛り立てつつ、1年間たのしく働いた。
- 教員3年目4年生の担任学校で1、2を争う有名児童を持つことになり、1学期は学級経営を軌道に乗せることで精一杯だった。大きな研究会の授業者にあたり、専門ではなかった体育の授業に取り組み、いい経験になった。学年の教師仲がよく、誰も4年生以上を経験したことがないという状況であったが、なんとか無事に終えることができた。
- 教員4年目はじめての6年生担任…スタートから異変はじめて6年生の担任になる。過去に学級崩壊したことのある学年だったため、今までのように学級運営がうまくいかない。同じ学年の先生と仲はよかったものの、仕事上のコミュニケーションが取れず、追い詰められてしまった。
- 教員4年目の6月休職
- 教員4年目の3月退職
もなさんのメンタル不調体験談
もなさんは、メンタルの不調を感じたとき、どのような生活を送っていたのでしょうか?
もなさんのメンタル不調にまつわる話をまとめました。
メンタル崩壊寸前のタイムスケジュール
- 2〜4時就寝眠りが浅く、何度も起きてしまうのが辛かった。
- 6時起床寝たり起きたりを繰り返していたため、目は開いていたが、しんどくてベッドから起き上がるのに時間がかかった。食事は「食べないと」と思い、ヨーグルトだけ流し込んで出勤していた。
- 7時出勤通勤は原付。毎日「対向車線にはみ出したら楽になるかな?」と考えながら、15分ほど運転していた。朝の打ち合わせの時間まで、事務員さんの休憩室(和室)で仮眠させてもらっていた。
- 8時半〜20時仕事学校に出勤するものの、調子が悪いときは教室に行けなかった。教室に行けない日は気持ち的に職員室にも入れなかったので、仮眠していた休憩室を使用して、できる作業だけをやっていた。放課後は、その日あった出来事を聞いたり、学年打ち合わせになんとか参加していた。
- 20時半退勤子どもが完全に下校してから、隠れるように退勤していた。学校的には、若手は20〜21時まで仕事をしているような学校だった。
- 12時布団に入る(なかなか寝れない)布団の中では、「今日も何もできなかった。迷惑めっちゃかけた。自分ほんま最悪や…」ということと「明日も仕事や。行きたくない…。消えたい…。」というようなことを考えていた。
メンタル崩壊寸前の「心と体の状態」は?
- 自分は何もできない人間だと落ち込む
- みんな頑張っているのに自分はなんでできないんだと落ち込む
- 初めのうちは「楽しい」という感情がほぼなかった
- 寝られない
- 涙が止まらない
- 起き上がれない
- 食欲がわかない(休職後は、ストレスを感じるとすぐに何かを食べないと気が済まない状態になった)
同僚・管理職との関係は?
病院でどんな薬を処方された?
心身の異変を感じてから1年3カ月…現在の体調は?
休職後の過ごし方について
心身ともにギリギリの状態で働いていたもなさんですが、ついに限界がきて休職することになります。
もなさんの休職中の過ごし方について聞きました。
- しんどいときはひたすら寝る
- ちょっと回復してきた頃は、アマゾンプライムなどでアニメ(ドラマなどの3次元の人間が出てこないもの)を見ていた
- 動けるようになったら、散歩や買い物、カラオケやカフェなど外に出るようにしていた
- 友人に会えるようになったのは、休職してから結構経ったあと
休職中に受けた「リワークプログラム」について
退職を決意したときの気持ち
もなさんから、現役の先生へメッセージ
教師は本当に体が資本です。
しんどい時は、休んでも大丈夫です。休んだ時はみんな助けてくれます。それはわたしが体験済みです。
今回、わたしが一番伝えたいことは「自分は病まない」という考えは捨てよう!ということです。
わたしも、元々は病みそうにないタイプでした。
なので、メンタル不調は誰にでも訪れる可能性があるものです。
「なんかおかしいな」と思ったら、誰かに相談しましょう。
同僚でも、同期でも、他職種の友人でも、家族でも!
しんどい思いは溜め込まないでくださいね!
どうしようもないほど辛くなる前に「休む勇気」を持とう
いかがでしたか?
今回は元小学校教員のもなさんに「教員生活で起こったメンタル不調体験談」をうかがいました。
もなさんのお話から、私たちが学ぶべきことをまとめます。
- 「眠れない・寝ても目覚めてしまう」という症状が出たら、働き方を見直したり、病院に行こう
- 自分の心や体がおかしいと思ったら、職場の人や友達に相談しよう
今後も、学校の先生のうつ病体験談記事をアップしていきます。
もなさんのSNSまとめ
もなさんは、さまざまなSNSで情報発信をしています。
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