新任教員が始業式までにやるべきことは?
春から先生になる人は、嬉しい気持ちでいっぱいですよね。
しかし、その一方でこんな不安もありませんか?
- 仕事がはじまるまでにやっておいた方がいいことは?
- 生徒と会うまでにやっておいた方がいいことは?
わたしは、大学を卒業してすぐ中学校の教員になりました。
自分なりに先生として働く準備はしていたつもりですが、
教員採用試験に合格したあとは、誰かに「始業式までに〇〇をしなさい」「
ですから、着任後の働き方をイメージして、
この記事では、元中学校教員のわたしが「
- 新任教員が、着任するまでにやるべき5つのこと
- 新任教員が、着任してから始業式までにやるべき5つのこと
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目次
新任教員が準備すべきこと【着任するまで編】
着任とは、仕事を始める日のことです。
今回は、4月1日に着任する人をイメージして記事を書いています。
着任前までにやることは、次の5つです↓
- 身の回りのものを捨てる
- 病院に行っておく
- 教育書を読んでおく
- 仕事道具を用意しておく
- 遊んでおく
1)身の回りの物を捨てる
仕事を始めると、ものが増えます。
授業のために物を買ったり、職場から書類を持ち帰ったりするからです。
ものが多いと家の中が散らかりやすくて、探しものをしても、なかなか見つかりません。
仕事を始めたら、家の片付けをとことんやる時間は取れません。
また、着任に合わせて引っ越しをする人もいるでしょう。
スムーズな引っ越しのために、ものはできるだけ減らしたほうがいいです。
学校の先生は数年ごとに転勤があるので、今後も引っ越しをすることになります。
ものが多いと荷造りが大変なので、時間に余裕がある今のうちに物を減らしておきましょう。
2)病院に行っておく
軽い病気は、時間に余裕があるうちに治しておきましょう。
- 歯医者で虫歯の治療をする
- 眼科でコンタクトを作る&メガネを作り直す
- 眼科でドライアイの目薬をもらっておく
- 整骨院で腰痛の治療をする
- 耳鼻科でアレルギーの薬をもらっておく
- 肛門科で痔の治療をする
軽い病気での休みは言い出しにくいので、着任前に病院に行っておきましょう。
3)教育書を読んでおく
教員1年目は、悩んだり迷ったりすることが多いです。それは、教師としての型が決まっていないからです。
自分だけの型を作るためには、知識を増やすことが大事です。
教育書を読んで、知識の引き出しを増やしましょう。
最低でも、次の4種類の本を読んでおくことをオススメします。
- 生徒指導の本
- 学習指導の本
- 道徳の本
- 新任教師向けの本
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4)仕事道具を用意しておく
4月1日着任の場合、3月下旬までどこの学校に配属されるのかわかりません。
しかし、どんな学校に行っても絶対に使うものがあります。
そのようなものは着任前に揃えておきましょう。
5)遊んでおく
仕事が始まると、平日は仕事のことで頭がいっぱいになります。
「休みの日なのに、つい仕事のことを考えてしまう…」なんてこともあるでしょう。
遊ぶ時間は、先生として健康に働き続けるために必要な時間です。
- ダラダラ過ごす
- 家でゴロゴロする
- 趣味の時間を楽しむ
- おいしいものを食べる
- 友人、家族、恋人などに会う
- 旅行をする
たくさん遊んだ経験が、教員としての魅力、ひいては人間的な魅力につながります。
新任教員が準備すべきこと【着任してから始業式まで編】
着任してからは、毎日が目まぐるしく進んでいきます。
1学期がはじまる前の休みは「春休み」と言われてますが、学校の先生は休んでいるヒマなんてありません。
- 職員会議
- 分掌会議
- 学年会議
- 部活動の打ち合わせ
- 教科書の仕分け
- その他の雑務
やるべきことが終わったら、自分の準備の時間です。
新任の先生だからといって「始業式までに○○を準備してください」とは、誰も指示してくれません。
最低限、始業式までに準備しておきたいことを5つピックアップしたので、やってみてください↓
- 授業ルールを考える
- 授業の準備をする
- あいさつの練習をする
- 生徒の名前を覚える
- 職員室の机を機能的にする
1)授業ルールを考える
授業びらき(1回目の授業)のときに、授業のルールを説明することが大事です。
- 持ち物
- あいさつ
- 発言の仕方
- ノートの書き方
- 忘れ物をしたとき
- テストについて
- 成績のつけかた
- 宿題について
ルールがないのに子どもに注意すると、どうなるでしょうか?
学校で統一しているルールがある場合もあります。先輩教員や管理職に確認することを忘れずに。
2)授業の準備をする
- 授業の流れを紙に書く
- 発問を考える
- 授業に必要な資料を用意する
着任したばかりの春休み、
いま思うと、先輩の先生は、授業準備以外の仕事が忙しかったのです。
頭の中で流れを考えて授業に臨む先生もいますが、
\みんなの教材研究のやり方/
教材研究の仕方(小学校)
おそらく単元テストは年度始めに、業者を選定して購入すると思います。
教師用の答え付きのものをコピーしてノートに貼り、教材研究します。テスト解説を授業でやるイメージです。
教科書でも扱うと思いますが、発問や練習問題などで授業内に確実に触れます。#0年次研修 pic.twitter.com/lHJBxhQUdu— たまねぎちゃん (@tamanegi_84) January 6, 2019
教材研究はじめの一歩―「教材研究ノート」の作り方―堀江 祐爾(兵庫教育大学大学院教授) http://t.co/TFRWMxzx
— 明治図書出版 (@meijitosho) August 6, 2012
授業って本当に難しい。
同じ学年を持つときでも毎回新しいノートで教材研究をする。
なぜなら、昔のノートを作った自分は、今の自分よりレベルが低かったはずだから、そんなの参考にしない。毎回創造していく。 https://t.co/p5tsEtM1lf— やません (@teacher_edu00) April 25, 2019
3)あいさつの練習をする
自分では「話すのが得意」「説明が上手」と思っていても、録音・
- 「えー」「あのー」が多い
- 言葉と言葉の間が空きすぎている
- 言葉と言葉の間が空いていなくて聞きにくい
- 言葉のはじめが小さくて聞こえない
- 語尾が小さくて聞こえない
- 早口
- 声が小さい
- 一文が長い
- 表情がかたい
- 目線が泳いでいる
- 髪の毛や眼鏡をさわるクセがある
- 元気
- 明るい
- 大きな声
- ゆっくり話す
- 一文が短い
- 顔を左右にゆっくり動かして、子どもの顔を見て話す
- 最初と最後は笑顔で
あいさつ練習で気付いたことは、
わたしは教員1年目のころ、授業でうまく話せないのが悩みでした。
それを改善するために、
https://www.minajovo.com/jyugyouumai
4)生徒の名前を覚える
生徒と早くうちとけるために、あなたから生徒の名前をたくさん呼びましょう。
- 始業式がはじまる前に、生徒の名前をなんども読みあげる
- 写真が手に入るなら、顔と名前を一致させる
- 始業式がはじまったら、座席表の並びで覚える
学級担任の場合は、始業式から3日以内に全員の名前をおぼえましょう。
授業中、座席表にメモを書き込み活用していくと、生徒の名前を早く覚える、振り返りに役立つ等の効果があります。生徒名の横に生徒の特徴や、発言等を簡単に書いておくとよいです。
— 授業向上の会 (@jyugyoukakumei) November 4, 2019
5)職員室の机を使いやすくする
春休み中は片付いていても、授業がはじまると机の上がぐちゃぐちゃになります。
- 子どものプリント・ノート
- 授業で使ったもの
- 配布物
- 回覧文書
仕事をスムーズに進めるためにも、春休みのうちに「モノの定位置」を決めましょう。
一例として、私の職員室の机の使い方を紹介します↓
パソコン・ファイルケース・プリントや回覧文書を入れる箱を置きます。
この引き出しは高さがないので、ものがあまり入りません。
わたしは裏紙を入れたり、袖机に入れにくい30㎝定規とカッターマットを入れていました。
1段目の引き出しは、よく使うものを入れておくと使い勝手がいいです。
わたしは文房具を中心に入れていました。
2段目の引き出しは、身だしなみを整える雑貨を入れていました。
- 箱ティッシュ
- 歯ブラシ
- 薬
- ハンドクリーム
- 目薬
などです。
高さのある引き出しなので、書類をとじたファイル・教科書・本などを入れていました。
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新任教員は、準備をすることで緊張や不安が軽くなる
今回は「新任教員が、着任するまでにやるべき5つのこと」「新任教員が、着任してから始業式までにやるべき5つのこと」について説明しました。
教員1年目は、とにかく緊張します。どれだけシュミレーションして授業をしても、失敗することが多いです。
教員1年目は辛いよ
授業はうまくできないし
周りの先生みたく上手に話せない
1年間の流れもわかんないし
忙しいと洗濯物も汚れた食器も溜まるし風呂場で
失敗を思い出しては何度も泣いたでも
仕事し始めて1カ月の時
4年付き合った彼氏に電話でフラれた翌朝は
仕事があって良かった!と思ったよ笑— mao minaoka|先生ライフ向上委員会 (@mina_jovo) January 17, 2019
しかし、緊張や不安をなくすためには「事前の準備をしっかりやる」しかありません。
失敗しても心折れずに、腐らず、続けることです。
試行錯誤をくり返していれば、かならず慣れてきます。上達してきます。ラクにできるようになりますよ。
気になるトピックは、こちらのリンクから戻って読めます↓
失敗してもいい
落ち込んでもいい
泣いてもいい落ちるところまで落ちたら、また立ち上がろう
そして、今の自分ができる最大限の準備とパフォーマンスをしよう未熟でもいい
悩んでもいい
弱くてもいいそれでもあきらめずに挑戦し続けよう
あなたのその姿に心を動かされる人が必ずいるから— mao minaoka|先生ライフ向上委員会 (@mina_jovo) December 19, 2019
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