このように悩んで、放送大学への入学をためらっている人はいませんか?
そんなあなたのために、この記事では 放送大学で特別支援2種免許を取るための「通信指導課題」と「単位認定試験」の難易度について解説します!
目次
放送大学・特別支援2種免許の【通信指導課題】の難易度は?
放送大学では、単位認定試験を受ける前に「通信指導問題」を提出しなければいけません。
これに合格しないと、単位認定試験を受けることができないのです。
放送大学の通信指導課題は、どの科目も難しくない
通信指導問題は、家で教科書や過去問を見ながら解くことができるので、そこまで難しくありません。
問題数は、8問と10問の教科がありました。
【問題数8問】特別支援教育総論
7問正解して、合格しました。 教科書を見れば解ける問題でした。
【問題数10問】肢体不自由児の教育・ 特別支援教育基礎論 ・ 知的障害教育総論
3科目とも、8問正解して、合格しました。こちらも、教科書をよく読めば解ける問題でした。
放送大学・特別支援2種免許の【単位認定試験】の難易度は?
わたしが受験した時は、2日間で4科目の単位認定試験を行いました。
試験は1日2科目ずつで、持ち込み可の科目と持ち込み不可の科目の組み合わせで受験できたので、助かりました。
【難易度:高】 特別支援教育基礎論
「特別支援教育基礎論」は、教科書やノートの持ち込み不可です。
4科目の中で、1番受験者数が多かったです。難しい科目なので、再受験者が多いのでしょう。
過去問と出題傾向が違う問題もあり、冷や汗をかきながら問題を解きました。
【難易度:中】 肢体不自由児の教育
「肢体不自由児の教育」も、教科書やノートの 持ち込み不可です。
2日目の試験だったので、1日目に持ち込み不可科目で冷や汗をかいたことを反省し、過去問を見返しました。
その成果もあり、少しは落ち着いて問題を解くことができました。しかし、初めて見るような問題もあり、時間ギリギリまで答えに悩みました。
【難易度:低】 特別支援教育総論
教科書やノートの持ち込み可ということもあり、試験は簡単でした。
通信指導課題と、過去問を1度だけ解いて試験にのぞみました(つまりほとんど勉強していない)。
持ち込んだ資料から、問題に合ったページを見つけるのに時間がかかってしまい、見直し時間がほとんどとれませんでした。
【難易度:低】知的障害教育総論
試験2日目の最後の受験科目であり、 教科書やノートの持ち込み可ということで、気楽な気持ちで受験することができました。
放送大学・特別支援2種免許の【単位認定試験】に合格するための勉強のポイント
持ち込み不可の科目を中心に勉強する
教科書や、勉強ノートを持ち込んでいい科目と、持ちこめない科目があります。
持ち込み不可の科目はしっかり勉強しましょう。
また、持ち込み可の科目も、一通り勉強しておきましょう。
過去問、通信指導課題、自習型問題を何度も勉強する
試験に合格するには、試験問題に慣れることです。
手に入る試験問題は、過去問、通信指導課題、自習型問題(提出義務なし)です。繰り返し勉強しましょう。
放送大学の配信授業を視聴して、特別支援教育の知識のベースを作る
テレビ・ラジオ・インターネットの講義を、すべて椅子に座って視聴することができたらいいのですが、忙しい先生にとっては現実的ではありません。
通勤中や家事をしながらなど、聞き流しでもいいので、授業を視聴しましょう。
放送大学・単位認定試験のおまけ情報
「放送大学の単位認定試験の会場の雰囲気ってどんな感じ?」と不安な人のために、おまけ情報です。
試験受講者の内訳は、教員4:看護師4:一般2だった
私の受験センターでは、学校の先生のほかに、看護師で単位認定試験を受けている人が多くいました。一般の人は年配の方が多かったです。
受験会場のクーラーがききすぎて、試験に集中できなかった
外が暑かったので薄着で試験会場に入ったら、会場はクーラーがかなりきいていました。
頭痛がして、試験に集中できない部分もありました。夏に試験を受ける人は、服装に注意しましょう。
1ヶ月間しっかり勉強すれば、特支2種免許に必要な単位は半年で取れる!
今回は、放送大学で特別支援学校教諭2種免許を取るときの「通信指導課題と単位認定試験の難易度」について解説しました。
放送大学は、いつでもどこでも、自分の時間が空いた時に勉強できるので、忙しい先生や育休中の先生にオススメです。
教員としてのスキルアップのために、ぜひ放送大学を利用してみて下さい!